20日午前7時40分ごろ、富士山の静岡県側にある富士宮口登山道6合目で、山小屋の関係者から「子どもが1人で置き去りになっている」と県警富士宮署に通報があり、署員が約2時間後、小学生の男児(7)を保護した。署によると、男児が疲れてぐずったため、父親から「8時間ぐらいここで待て」と言われ、置き去りにされたという。けがはなかった。

署によると、男児は名古屋市在住で、同日午前7時ごろ、父親と中学1年の兄の3人で登山を開始した。約15分後、富士宮口登山道6合目に到着。父親らだけが先を目指したという。

山小屋の関係者が、男児が1人でいる姿を見て通報した。署員が8合目付近まで登っていた父親に連絡。引き返した父親に注意した上、男児を引き渡した。

県警の担当者は「グループで登山する場合、一番体力のない人に合わせ、離れ離れにならないようにしてほしい」と話した。(共同)