7連覇を目指す藤井聡太王位(竜王・名人・棋聖・棋王・王将=24)が伊藤匠叡王・王座(23)の挑戦を受ける、将棋の伊藤園お~いお茶杯第67期王位戦第6局(神奈川県秦野市「元湯陣屋」)は8日午後6時、60手目を後手の藤井が封じて初日を終えた。
藤井の3勝2敗で、この日午前9時からの2日制で始まった対局は、先手の伊藤が得意とする相掛かりではなく、角換わり早繰り銀を採用。もう負けられない一番で、積極的に仕掛けた。対する藤井が攻防のバランスをどう取るかという、中盤の難所にさしかかっていた。
午後0時30分の昼食休憩までは52手進んだが、その後はガクンとペースが落ちた。お互いに時間を使いながら、水面下での指し手の読み合いとなっている。
2日目は9日午前9時から、藤井の封じ手を開封して再開となる。持ち時間各8時間のうち、初日は伊藤が3時間ちょうど、藤井は4時間24分を消費した。2日目は伊藤が5時間、藤井は3時間36分の残り時間で戦う。
形勢はほぼ互角。この後はじっくりした進行となるのか、激しい攻め合いとなるのか。藤井が7連覇を達成するのか、伊藤が最終第7局(28、29日、甲府市「常磐ホテル」)へと望みをつなぐのか。引き続き注目だ。

