6連覇を目指す藤井聡太竜王(23)が棋聖戦5番勝負に続いて服部慎一郎七段(27)の挑戦を受ける、将棋の第39期竜王戦7番勝負第2局が22日午前9時からの2日制で静岡県三島市「三嶋大社」で始まった。同市の市制施行85周年記念事業として行われる。先手後手は事前に決まっており、服部が先手。藤井は後手。対局はハットリ君が「絶対王者」の得意戦法である角換わりで敢然と挑みかかり、藤井は右玉で応じる最新の将棋となっている。

午前10時になり、最初のおやつが出された。服部は「ぽてと園」と「三島産 紅ほっぺのフラペッチャ」、藤井は「福太郎餅」とアイスミルクティーをそれぞれ頼んだ。

今回の対局を招致するにあたり三島市が作成したメニューブックによると、「ぽてと園」はさつまいもをフレッシュバターで焼き上げた新感覚のスイートポテトで、ふんわりとした食感に甘みが広がる。「紅ほっぺ」は地元が誇るブランドいちご。これを100%使用したフラッペで、いちごの水分だけで仕上げている。

「福太郎餅」は、三嶋大社の神事「田祭」の主人公、福太郎をかたどった名物の草餅。邪気を払うとの言い伝えが古くからある「よもぎ」を使って、こしあんをくるんでいる。2日制の初日午前のおやつで和菓子を頼むことが多く、「抹茶とあずきが好き」と公言している藤井にとっては、うってつけの地元のおやつでもある。

持ち時間は各8時間。両日ともに午後0時30分から1時間の昼食休憩がある。おやつは午後3時にも出される。初日は午後6時の段階で手番の側が封じ手を行い、2日目へと指し継がれる。