教員養成の在り方を検討する中教審の部会が22日開かれ、文部科学省は、教職課程を履修していない社会人が教員になりやすくするため、1年以内に教員免許を取れる新たな教育課程を大学院に創設する方針を示した。学校現場で働く実践的な演習を課程に組み込むことも想定している。
教員のなり手不足が深刻となる中、収入や進路の悩みを解消することで、多様な社会人人材を確保する狙い。文科省は来年の通常国会での教育職員免許法改正を目指す。
教員の普通免許は専修(大学院修了相当)、1種(大卒相当)、2種(短大卒相当)の3区分があり、新たな教育課程で取得できる免許は1種相当とする。
大学と教育委員会が協力して教育課程の受講者を選定し、修了後は採用することが前提となる。免許取得には小学校で57単位以上、中高で56単位以上が必要となるが、うち専門性に関わる科目20単位は社会人経験によって取得したと見なす。それ以外の科目の単位を取れば、それぞれ免許を取得できる。(共同)

