金色のシルクハットに日の丸の扇子-。「五輪おじさん」の愛称で親しまれた実業家の山田直稔さんが、9日午後2時55分、心不全のため東京都内の病院で死去した。92歳だった。1964年(昭39)の東京大会から2016年リオデジャネイロ大会まで夏季オリンピック(五輪)連続14大会に現地入り。派手なコスチュームで日本選手に声援を送る姿は、世界からも注目を集めた。

福原愛さんは自身のツイッターで「オリンピックおじさんの訃報..とても悲しいです。。オリンピック会場の観客席にオリンピックおじさんを見つけると異国の地でも何故だかほっとしたのを覚えています。 東京オリンピック楽しみにしていただろうなあ。心より御冥福をお祈りいたします。 大きな大きな声援、ありがとうございました。」とコメントした。