岸田文雄首相の殺害を予告する内容のメールが、衆議院に届いていたことが21日、関係者への取材で分かった。

関係者によると、メールは20日夜、衆院のホームページの「お問い合わせ」のアドレスに送られていた。「私は間もなく日本の首相を殺害します!」と記されていたといい、衆議院は警視庁に情報を提供し、不審な人物や動きがないか、警戒している。

19日深夜には、参議院のホームページの問い合わせアドレスに「爆破予告」のメールが送られ、20日に参院側が把握した。20日以降、国会全体で警戒が強まっている。

参院に送られたメールには「爆破予告」として、21日の具体的な時間が記されていたが、現在までに大きな動きは起きていない。