日本維新の会は15日、都内で東京電力福島第1原発の処理水海洋放出による風評被害を受ける青森、岩手、宮城、福島、茨城の各県産食材を支援する「東北応援プロジェクト」を開催した。

馬場伸幸代表が所属議員による「身を切る改革」から捻出した基金から1県1000万円(計5000万円)を寄付金として贈呈し、各東京事務所に目録を手渡した。

馬場氏はあいさつで「ある政党は名前いいませんけど日本共産党。ひどい言い方で処理されている水や魚のことをねちねち、ねちねちと言っている」と処理水を汚染水と呼ぶことを批判した。会場には福島産のタイやヒラメなどのにぎりずしやフルーツ、野菜などが並べられ、馬場氏は「こりこりして本当においしい」と、すしに舌鼓を打った。