日本棋院は21日、2024年度冬季棋士採用試験の結果、15戦全勝で1位通過の柳井一真(17)と、12勝3敗で2位通過の陳柏劭(ちん・はくしょう=20)の2人を、新初段として来年1月からの公式戦参加を認めると発表した。

柳井は神奈川県出身で、藤沢一就八段門下。小1の時、祖父の遊び相手として、母の勧めで近所の囲碁教室に通い始めたのがキッカケで始めた。藤沢八段の道場で仲間や先輩プロ棋士にもまれ、トップ通過を果たした。井山裕太王座にあこがれており、「世界で戦える棋士になりたいです」と抱負を語った。

また、台湾出身の陳は日本に来て9年。同郷の潘善■(■は王ヘンに其)(はん・ぜんき)八段門下で、6歳で囲碁を覚え、幼稚園の時に初めて出た大会で優勝したという。東京・杉並の洪清泉四段の道場で週6日勉強し、師匠と週2日対局し、腕を磨いてきた。「夢がかなった。タイトルを取れる棋士になりたいです」と目を輝かせていた。