国民民主党の玉木雄一郎代表(56)は7日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。同党が科学を軽視しているのではないかとの指摘に対し、自ら説明を行った。
同党は今夏の参院選比例代表に前参院議員の須藤元気氏(47)を擁立。須藤氏をめぐっては原発やワクチンについての過去の発信が、党の姿勢と合致しないのではないかと、SNSなどで指摘されてきた。
玉木氏は「最近、国民民主党が科学を軽視しているのではないかとのご指摘を、特に、医療従事者の皆様から多くいただいております」と前置きした上で「日々、命と向き合い、科学的根拠に基づいて尽力される皆様を不安な思いを抱かせてしまっていることに対し、心よりお詫び申し上げます。私たち国民民主党は、科学的根拠に基づく政策を大切にしています」と書き出した。
そして「『対決より解決』は、多様な価値観を受け入れる寛容さと、客観的事実に基づいた正しい議論を通してのみ実現できるからです。特に医療分野では、医療従事者の皆様の専門性と献身を深く尊重し、安心して働ける環境と、国民が信頼できる医療提供体制の構築を目指しています。医療従事者の皆様のご意見は、私たちの政策をより良くするための貴重な指針です」とつづった。
さらに「皆様のご信頼に応え、より良い政党へと成長していくためにも、改めて国民民主党の理念と価値観を確認し、行動してまいります。引き続き、科学と事実を大切にされる皆様からのご指導を賜れば幸いです」と締めくくりつつも、須藤氏については言及しなかった。
玉木氏の投稿に対し「具体性がないからさっぱり頭に入らない」「なにより始末が悪いのは、比例代表で公認していると言う事。国民民主を応援しようにも、党に投票するとあの2人の後押しをするような事になるシステムの上で戦わせている事にも問題がある。彼らの政策にも素晴らしいものがある、と言うなら、小選挙区で戦わせてそれが支持されるか信を問えばいい」「おっしゃっていることと、やっていることが違うと思います。残念です」などと書き込まれていた。
須藤氏は擁立が決まった時点で声明を発表。「今回、国民民主党の公認を受けて立候補するにあたり、自ら多くの声に耳を傾け、政策を見直し、再構築しました」とし、それぞれの見解を次のように示していた。
1.原発について かつては否定的な立場でしたが、現在はエネルギー安全保障と現実的対応の観点から「安全性を確保した上での活用」は必要と考えています。
2.ワクチンなど医療分野について 「副反応への懸念」を発信していましたが、ワクチンの重症化予防効果等を含めて科学的根拠を否定する立場ではありません。党の「科学的知見と透明性重視」の方針に従います。
須藤氏はその上で「その決意の証として、国民民主党から提示された確認書にサインして、党に提出しました。党として決定した事項に反する行動は取りません。誰もが将来の不安なく、自分の夢を追い求められる日本にしたい、という思いは全く変わりません。積極財政で、手取りを増やす。その結果、国民生活を守り、日本を元気にする。この決意を胸に、今日から国民民主党の一員として、取り組んでいきます」としていた。

