将棋界のトップ棋士が公開対局で全国を転戦する勝ち抜き戦「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦(JT杯)」の2回戦第3局、永瀬拓矢九段(32)対広瀬章人九段(38)戦が30日、高松市「サンメッセ香川」で行われた。持ち時間は各10分の早指し戦は、角換わり腰掛け銀から終始、積極的に仕掛けた先手の永瀬が143手で前回準優勝の広瀬を下し、ベスト4に進出した。永瀬は準決勝(11月9日、大阪市「インテックス大阪」)では、9月13日に熊本県益城町で行われる2回戦第4局、伊藤匠叡王対佐藤天彦九段の勝者と対戦する。
敗れた広瀬は、「途中から一方的になってしまい、投げどころを失ってしまった」と語った。永瀬の飛車成りを許した後は攻められっぱなし。「網が破れてしまって、龍を作られて一方的。50手くらい前に投了してしまってもおかしくなかった」と話すのがやっとだった。

