将棋のプロ棋士養成機関「奨励会」の第77回三段リーグ最終局が6日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。岩村凛太朗三段(19)が14勝4敗、生垣寛人三段(22)が13勝5敗でそれぞれ四段昇段を決めた。同じく13勝5敗の片山史龍三段(21)は、生垣の8位よりも順位が13位と低く、次点となった。片山は第70回(2021年10月から22年3月)に続いて2回目の次点となり、規定により四段に昇段した。

また、山下数毅三段(17)も2回目の次点を付与された。こちらは2023年(令5)4~9月の第73期に次点を獲得。四段以上のプロ棋士に交じって出場が認められている昨年の竜王戦ランキング戦(予選)の最下級の6組で準優勝。今年は1ランク上の5組に昇級して優勝した。

今年4月に設けられた、「奨励会員が竜王ランキング戦5組決勝に進出したら、その期の三段リーグ終了後に次点1を付与する。ただし、降段点(勝率2割5分以下)に該当しないこと。」という新ルールの適用第1号となった。今期リーグは10勝8敗だった。

4人は10月1日付で四段に昇段する。

半年に1回行われる奨励会三段リーグは通常、成績上位の2人が四段に昇段できる。次点2回獲得での昇段者は、23月4月デビューの柵木幹太四段まで7人いる。