自民党の鈴木貴子広報本部長は30日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。国際会議出席で外遊している「ボス」こと茂木敏充外相に関する独自の「茂木マニュアル」を、ユーモアたっぷりに投稿した。
茂木氏がASEAN関連首脳会議に出席するため、開催国のマレーシアのクアラルンプールに入った26日の投稿に、貴子氏は「外務省さん、コロコロは持っていかれてますか? お手数かけますが、よろしくお願いします」とポスト。さらに、ハッシュタグ付きで「#スプレー式の整髪料をちょいちょい空港で没収されてます」「#手荷物でもokなワックス持っていくように伝えました」ともつづった。
「コロコロ」は、掃除の際に使うおなじみのグッズだが、貴子氏はオリジナルの使い方をしており、その使い方については高市早苗首相が明かしていた。
貴子氏は茂木氏を「ボス」と呼ぶ最側近で知られ、2度の総裁選でも支えた。高市氏は、自民党役員人事で広報本部長に抜てき起用した理由を、総裁選の際に茂木氏の身だしなみを整え、背広についたほこりを取るために、貴子氏が「コロコロ」を持ち歩いていたエピソードに触れ、「こういう方が党全体の面倒をみてくれたり、国会議員が発信する時に細やかな気遣いをしながらやってもらえたらと思っていた」と述べていた。
貴子氏のポストを受け、茂木氏は28日の投稿に「コロコロはしっかり引き継がれていましたよ。いつの間に渡したのかと驚いていました」と応じた。
茂木氏をめぐっては、過去に閣僚を務めた際、官僚側が茂木氏の好みの食べ物や出すタイミングなどまでを詳細に記した「茂木マニュアル」を極秘に作成し、引き継がれていたとして問題になったことがある。
茂木氏の反応を受け、貴子氏は29日の投稿に「速報Breaking News」と記し「コロコロが茂木マニュアルに追記へ」とユーモアをまじえてつづり、「#ある意味わたし歴史に残る仕事を遺したかもしれない」「#血行良くなるくらいゴリゴリとコロコロしてあげて下さい」「#コロコロ」と、ハッシュタグ付きでレクチャーするように記した。
かつて批判的に報じられた「茂木マニュアル」を逆手に取ったような貴子氏のウイットある一連の投稿には、「遠足前日のお母さんだなw」「マネージャーみたい」「いい仕事してますよ」「茂木外相イジり好きーッこのようなやり取りは小さなことかもしれませんが、開けた情報発信みたいで好感が持てます」「ハッシュタグに笑えます」「コロコロ大臣に任命しよう」など、さまざまなコメントが寄せられた。

