5連覇を目指す藤井聡太竜王(名人・王位・棋聖・棋王・王将=23)が佐々木勇気八段(31)の挑戦を受ける、将棋の第38期竜王戦7番勝負第3局が31日午前9時からの2日制で京都市右京区「総本山仁和寺」で始まった。先手後手は事前に決まっており、藤井が先手、佐々木が後手。

藤井は28日の王座戦5番勝負第5局(甲府市「常磐ホテル」)で挑戦者の伊藤匠叡王(23)に敗れた。今回は、王座を失い6冠に後退した直後の対局となる。8冠すべてを保持していた昨年6月20日、同所で行われた叡王戦5番勝負でも同学年の伊藤に敗れた。7冠後退直後の対局となった棋聖戦5番勝負第3局では、山崎隆之現九段を下して3連勝として挑戦を退けた。

「大切なのは負けた後」。これは元日本将棋連盟会長の故米長邦雄永世棋聖の言葉。気持ちを入れ替えて踏ん張れるのか注目だ。

持ち時間は各8時間。両日ともに午後0時30分から1時間の昼食休憩、午前と午後のおやつが出される。初日は午後6時の段階で手番の側が封じ手を行い、2日目へと指し継がれる。