元テレビ朝日社員の玉川徹氏は7日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。大リーグブルージェイズへの移籍が決まった岡本和真内野手(29)の入団会見を受けて、多くの日本人選手がメジャーを目指す現実に「複雑な思い」として私見を述べた。
番組では、6日午後(日本時間7日未明)に、トロントの本拠地ロジャーセンターで入団会見した岡本のニュースを伝えた。このVTRを受けて、玉川氏は「僕はどんどん複雑な思いを持ち始めています。日本の中でトップの選手たちが、アメリカに吸い上げられて行ってしまう」と、吐露した。
「個人の選択としてはよく分かる。それは当然、アメリカで稼いだ方が稼げるわけだし」としながらも「そういうふうな状況の野球の中心が、アメリカにあるのを、我々日本人が無意識のうちに認めてしまっているということですよね」と指摘した。
この意見に、水曜コメンテーターを務める「リディラバ」代表の安部敏樹氏は「経営の問題もあるんじゃないですか?」と指摘し、「メジャーリーグと日本のプロ野球と、数十年前まではそこまで大きな差はなかったですが、この数十年で経営力の差が開いてしまった。だから払える年俸も違う。日本のプロ野球も、経営部分をリーグ全体で改善できるといいですよね」と提案した。
すると玉川氏は「野球の話だけじゃないんですよ」と述べ、トランプ米大統領が正当化しているベネズエラへの攻撃を念頭に「アメリカが世界の中心だというふうなことで、トランプ大統領もそういうことをやっちゃうわけでしょ?」と主張。「こういうの(攻撃)を見ていると、仕方ないよね、当たり前だよねと、結構多くの日本人が思っているのではないかと思う。そうなっちゃうところが、(日本人選手の大リーグ挑戦にも)つながっているのではないかと思って」と持論を口にし、「いやいや、(米国が)世界の中心でも、日本だって日本で言うべきことは言わないといけないとか、そういう風なところを考えちゃうんだよね」と私見を述べ続けた。
番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一は「トランプ大統領のことは置いておきますが…」と、岡本の話題に戻しながら、「でも、野球選手が(メジャーリーグを)魅力に感じるところがやっぱり…。そっちに行くんだろうなと」と指摘。玉川氏も「個人(としての思いは)は分かるんですよ」と、強調していた。

