立憲民主党の野田佳彦代表が15日、BS日テレ「深層NEWS」(月~金曜午後6時58分)に生出演。公明党との新党結成に「断固反対」との意向を示している、立民の原口一博衆院議員に反論した。
野田氏は公明党の斉藤鉄夫代表とそろって出演。新党結成について、「いくつか我々も提案をさせていただきました。統一名簿方式であるとか、地域ごとのすみわけの問題とか。一番高いレベルというのは統一名簿方式の中でも、政治団体というよりも新党を作る。そういう投げかけをしている中で、今日、党内手続きを取られて、12時半に、斉藤代表から『新党形式』で自分たちはやっていく、ということの方針を確認し、ご了解いただいたということだったんで、これは重く受け止めて。もちろん新党も視野には入っていましたけど、そこまでの強い覚悟でご回答いただいた」と、公明党側の回答が新党結成の決め手となったことを明かした。
その後、番組では、原口氏がXで「立憲民主党は、野田代表および一部執行部の私党ではない」と反発する内容をXに投稿していることを紹介。新党参加者が離党するのが筋と主張し、「解散・総選挙を目前にした数合わせための野合には大義がない」などとして、新党合流に難色を示していることが伝えられた。
「仮に原口さんのような格好で、党の方針に合わない人たちの受け皿ってどう考えているんですか」と質問を受けた野田氏は「最後まで説得をしていきたいと思いますし、できるだけ多くの同志の皆さんに参加をしてもらうような努力を、解散までの間には続けていきたいとは思いますけど」と回答。続けて「私党ではございませんで、例えば党内手続きは執行役員会でも常任幹事会でも全会一致で参加者のご理解を得て進めてきて、そして今日は両院総会で決めたということですので、私党的なことではなくて、多くのご賛同を頂きながらやってきていると思いますので、それは理解していただきたいと思います」と主張した。「離党してやる、というのは、まさにその通り、離党して、その通りの動きをしている」と、原口氏の指摘に沿った動きをしているとも述べた。
一方で、今回選挙のない参院や地方では立憲民主党が存続するため、「立憲民主党で出たい、と言う人は受け入れるということなんですか」との質問も出たが、野田氏は「いや、そういう段取りをへて、衆院の仲間たちは戦っていくわけですので、参院は立憲民主党を残しますけど、衆議院で立憲民主党という候補者を立てて戦うことはありません」と否定。「そうすると、仮に原口さんみたいなケースだと、無所属で頑張ってくださいということに」と聞かれると、野田氏は「残念ながらそういうことは無所属…ただ、その代わりにね、排除しようとか、そういう意見があることを否定するものではありませんので、従来通り党の公認料的な、そういうサポートはもちろんしなければいけないと思いますが、そういうケースになるべくならないようにしたい」と説明した。
野田氏は、過去に小池百合子都知事が党内リベラル派を「排除」するとの発言から失速した希望の党の例も触れながら「排除だけはしたくないと思いますね」と強調。「去る者追わずということになるということですか」と聞かれると「去る者追わずと言うか、丁寧に、去らないようにしていきたいと思っています」と話した。

