高市早苗首相(自民党総裁)は27日、衆院選(2月8日)の公示を受けて、党遊説の「聖地」東京・秋葉原で第一声を行い、自民と日本維新の会との与党での過半数獲得に向けて、悲壮な覚悟で意欲を示した。
高市氏は薄着で選挙カーに登壇。一部のネット上では右手首に巻かれたリストバンドとみられるものに注目が集まった。X(旧ツイッター)では「えっ?高市さん、手に包帯?怪我したんですかね?心配…」「演説行きたかったなぁ 高市総理 手首どうしたのかな? リストバンド? 包帯?」「高市総理が心配だ… 手首の怪我?…右腕に包帯のような…。 そして寒いのに薄着すぎる。誰かコートかダウンか用意してあげて!」などと書き込まれていた。
高市氏は第一声で、自身の肝いり政策を審議する衆院の委員会を野党が握っていることへの不満を示しながら、重要な委員長ポストの「奪還」に向けて、与党で過半数獲得を目指す考えを強く訴えた。
高市氏は、日本国旗を侮辱目的で傷つける行為を処罰する「日本国国章損壊罪」の創設への意欲を例に挙げながら、「衆院の法務委員会の委員長は残念ながらよその党(中道改革連合)の人だ。法案を出しても審議をしてもらえない」と不満を口にし、「内閣として出したかった制度も、国会であきらめざるを得なかった。いろんな政策で、そういうことが起きている」と、少数与党の現実に言及。「(高市政権になって)政策を抜本的に変えるし、連立の枠組みも変わった。国会で厳密に言えば、(与党で過半数に)4議席足りない。なんとか、自民党と維新で、きっちり過半数を取らせてください」と訴えた。

