元衆院議員で弁護士の山尾志桜里氏が14日、自身のX(旧ツイッター)を更新。憲法9条改正をめぐっての論点を簡潔に整理したポストが話題となっている。

「複数質問を頂いたので、9条改憲の二大論点をざっくり整理すると『自衛隊を戦力と認めるか否か』『内容統制(どんな状況で自衛隊が出動できるかの基準)を憲法でするか法律でするか』。その組み合わせによって4通りの選択肢」と書き出し、4つの選択肢を提示した。

「(1)自衛隊明記論『自衛隊を戦力と認めないまま、内容統制は法律』→自民党のポジション」

「(2)9条2項削除論=戦力是認論A『自衛隊を戦力と認めて、内容統制は法律』→維新・旧自民のポジション」

「(3)9条2項削除論=戦力是認論B『自衛隊を戦力と認め、新三要件も書き込んで内容統制も憲法で』→ココ空いてるポジションで国民民主がとる可能性あり」

「なお、(4)『自衛隊を戦力と認めないまま、内容統制を憲法で』という選択肢もありえますが、かなりアクロバティックな条文案になり、ますます9条が混迷を深めるので現実的ではないです」

以上、4点をつづった上で「また戦力是認論Cとして旧三要件を書き込む選択肢は、中道が安保法制を是認した今では政治的な選択肢としては消えました」と記述。「そして、どの立場でも手続き統制(どんな手続きで自衛隊を発動するかの基準)は、文民統制や国会関与などのかたちで憲法に書き込む意見が多数」とした上で「みなさんはどのポジションに近いですか?」と投げかけた。

このポストに対し「分かりやすい整理です」「憲法なのでハイレベルで疑義が生じにくい2がよいかと…3については要件次第でしょうか」「9条の話はね、まず“自衛隊を戦力と認めるか”と“統制をどこに書くか”を分けて考えんと永遠に噛み合わんのですわ。山尾さんの四類型は頭の整理にちょうどええ」などと書き込まれていた。