第8回海老名市ガールズラグビーフェスティバルが4月27日、同市の中野公園人工芝グラウンドと中野多目的広場ラグビー場で開催される。「神奈川県に女子の大会を」と、地元有志が12年に大会を発足させた。年々規模は拡大し、関東各都県のみならず、東北、北陸、関西からも女子選手が集まる大会となった。昨年は香港からの参加もあり、地域を超えてプレーする場があることで女子ラグビーの普及を目指している。

同市は2019ラグビーワールドカップ(W杯)公認キャンプ地で、ロシア代表を迎え入れる。女子ラグビーの盛り上がりを、9月のW杯本番につなげていきたい。昨年は約500人の参加があり、今年も多くの女子ラガーの参加が見込まれる。

武田小三郎海老名市ラグビーフットボール協会会長は「チームでも、個人でも参加できるのが特徴。多くの女子選手がこの大会を通じてラグビーを楽しみ、たくさんの友達をつくり交流を深める場所になればと思っております」と話した。