上野駅入谷口から徒歩4分。前回の東京五輪が開催された1964年に創業した中国料理の老舗「山久」。マスターの丹野達巳さん(54)は2代目。創業者直伝、日本人好みに味付けされた“日本式下町中華”の店。
「お店のこだわりは素材選び。材料は国産野菜と国産米のみ。お米は5つ星のマイスター精米なので、通常の3倍コストがかかる。麺類より定食を注文されるお客さんが多いんですよ」とマスターは苦笑する。
人気メニューは餃子と麻婆豆腐。餃子の皮はモチモチしており、たれをつけず、そのままでもおいしいと評判。「隠し味でチャーシューのたれを入れているので、味がしっかりしている」とマスターが企業秘密を明かした。
麻婆豆腐も四川風とは違った(日本人の舌に合う)“旨辛”を考案、地元密着の“町中華店”として愛されている。近所には元宝塚女優・天海祐希の実家もあり、下町風情も味わえる。
◆山久 台東区東上野4の15の1【電話】03・3844・2718 営業時間=平日午前11時~午後2時30分、午後5時~10時。土曜午前11時~午後2時(不定休)、日曜祝日定休

