JRAは30日、美浦の田村康仁調教師が29日に病気のため死去したと発表した。63歳だった。

父はJRA元騎手で元調教師の故・田村駿仁氏。86年11月から田中和夫厩舎の調教助手を務め、97年厩舎開業。初出走は98年5月23日の東京3Rリネンハーバーで13着。同年7月18日函館3Rステートリーシチーで初勝利。01年青葉賞をルゼルで制して重賞初制覇を遂げた。

G1初制覇は15年阪神JF。勝ったメジャーエンブレムは、のちにNHKマイルCも制した。22年にはアスクビクターモアで菊花賞を勝利した。

厩舎所属は江田勇亮騎手と五十嵐雄祐騎手。

なお、葬儀は家族葬として執り行われ、後日「お別れの会」を執り行う予定。エコロアルバ(牡3)など所属馬63頭は、中舘厩舎に転厩となる。

◆田村康仁(たむら・やすひと) 1963年(昭38)3月30日生まれ。千葉県出身。日大生産工学部管理工学科卒。1年間の牧場勤務を経て、86年から美浦・田中和夫厩舎で調教助手となる。97年調教師免許取得、98年開業。JRA通算8284戦665勝(重賞15勝)。座右の銘は「克己」。