26年度の第36回「九州競馬記者クラブ 小倉ターフ賞」の表彰式が18日の小倉競馬場で行われ、来年に定年を迎える谷潔調教師(69)が受賞した。
21年の北九州記念をヨカヨカで制して熊本産馬を初めてJRA重賞制覇に導いたのをはじめ、今年6月28日には新馬戦をトシミチで勝利し、九州産馬限定の新馬戦を4年連続で勝利するなど、小倉競馬を大いに盛り上げた功績、貢献から選出された。
「このような名誉ある賞をいただきまして、関係者の皆さま、そしてオーナーをはじめ、九州産馬を預けていただきました馬主さま、そして生産者の皆さまに深く御礼と感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございます」
ヨカヨカで制した北九州記念は、小倉を大いに沸かせた。
「やっぱりちょっと最初から能力の違う馬で、北九州記念を勝った時は大外を差してきたんですけど、あのスタンドからの歓声、今でも忘れられないです。最初から本当に九州産馬というカテゴリーを抜きにして、やっぱり九州産の新馬戦ではなく、一般のレースで勝ち上がりましたし、ずっと一線を走ってくれました。最後は北九州記念を勝って引退という形になってしまいましたけど、九州産の代表としてすばらしい馬が私のところに巡ってきたなと思います」
昨年にはJRA通算400勝も小倉で達成している。しかも勝ったのは九州産馬カラクニダケだった。
「父である谷八郎(元調教師)からずっと九州の関係者の皆さまにはたいへんお世話になって、またそういう巡り合わせで(ヨカヨカの)岡オーナーからいい馬を預けていただいてますので、一生懸命頑張ってくれた馬たちに本当に感謝してます。私も来年2月で定年という形になりますが、本当に長い間、小倉競馬場の皆さんには大きな応援をいただきまして、先ほども言いましたように、ヨカヨカが勝った時の直線のあの声援は今でも忘れないです。本当にありがとうございました。これからも九州産馬の応援をよろしくお願いいたします」と締めくくった。

