雨の中で行われたレースは、9番人気のメイショウゲキリン(牡7、笹田)が鮮やかに逃げ切った。4月、8月に障害競走の未勝利戦を走り、障害帰りのレースだった。

田辺騎手もしてやったりだ。「4角をまわるときも手応えが良くて、もう少し頑張ってくれないかな、と。前にいく予定の馬もいたと思うけど、楽に先手を取れたので逃げることにしました」と振り返った。

ドウデュース、イクイノックスと同世代の7歳馬。3歳春にはきさらぎ賞3着、弥生賞9着と重賞にも挑戦し、その後は1勝クラスから地道にレース経験を重ねてきた。今年2月に八坂Sで3勝クラスを勝った後は障害競走に転向。障害競走は未勝利戦で連敗し、結果が出なかったが、平地競走復帰後、すぐの大仕事となった。

テン乗りだった田辺騎手は「障害練習をしてから負荷が掛かって良くなったみたいです。レベルアップしたんじゃないかな」と陣営の調整、馬の成長をたたえていた。