<ジャパンダートクラシック>◇7日=大井◇Jpn1◇ダート2000メートル◇3歳◇出走16頭

シルバーレシオ(牡)を管理する野中賢二調教師(61)は「前走(東京ダービー)2着で悔しい思いをしていましたし、それを糧に牧場やスタッフの皆がこの差を埋めるためにやってきたことが今日結果として出たことをうれしく思います」と万感の表情を浮かべた。

「(レースを振り返って)相変わらずスタート後は進みが悪く、もう1列前ぐらいにつけたいという話は横山武騎手としていたのですが、思い通りにはいかなかった。前の馬が厳しい状況になっていたのも見えていたので、問題はないかなと道中思っていました。余裕の感じられる追走でしたので、直線で脚は使えるかなと見ていました。最後は2着馬もしぶとく粘っていたので、最後まで力が入りました」とレースを振り返った。

「(今日までの調整や今日の様子は)前回大井に初めて来たときは馬房や馬場入り、パドックすべてでこの子らしくないテンションの高さがありました。今日はかなり落ち着いて見えましたし、落ち着きすぎて心配になるぐらいでした。もともと、このように度胸のある子ですので、前回と比べて落ち着いているのは良いなと思って見ていました。騎手が乗ってからグッと気合が入って馬の雰囲気が変わって、馬場入りでもたかぶりすぎず、闘争心も出しつつ落ち着いて返し馬も出来ていました」と精神面の成長を実感した様子。今後については「まずは馬の状態を確認しつつオーナーとも相談します。JBCクラシックの権利は得ましたので、選択肢の一つとして考えたいと思いますが、成長過程の馬なので、間隔を詰めて使うかどうか確認していきたいです。(ファンへメッセージを)関係者一同、目指してきた目標が達成できて大変うれしく思います。また、この勝利で選択肢がいろいろ広がりましたし、もっと成長が見込める馬ですので、一戦一戦大事に上を目指していきたいと思います。応援よろしくお願いします」と力強く語った。