フランスのカランダガン(セン5、F・グラファール)が12日、連覇のかかる英チャンピオンS(G1、芝1990メートル、17日=アスコット)へ向けた最終追い切りを行った。レーシングポスト電子版が伝えている。
キングジョージ6世&クイーンエリザベスSで2着に敗れ、今回が秋初戦。主戦のバルザローナ騎手が騎乗停止のため、新たにコンビを組むスミヨン騎手が騎乗し、地元シャンティイのエーグル調教場で追い切られた。
見守ったアガカーンスタッズのレーシングマネジャー、ネモネ・ルース氏は「彼(スミヨン騎手)は、この馬は非常に素直で扱いやすく、追い切りでの動きも良かったと言っていました。とても満足していますし、絶好調です」と語った。
連覇を狙った夏のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSはカルパナの2着に敗れ、その後は放牧で英気を養った。英チャンピオンSは欧州競馬の締めくくる総決算だが、あくまでカランダガン陣営の目標は先にある。ルース氏は「最大目標は年末のジャパンカップです」ときっぱり。「(英チャンピオンSへ向けて)昨年と大きく違うのは、厩舎を離れて3週間の休養を取り、その間に放牧を挟んだことです。キングジョージの走りを見て、少し疲れがたまっていると感じていました。彼は頑張ってくれましたが、いつものような終盤の鋭い伸び脚は見られませんでした。(連勝が止まった)コロネーションCが非常に馬場の緩い条件で行われたことや(連覇した)サンクルー大賞からキングジョージまでの間隔が短かったことなど、様々な要因が重なった結果でした。リフレッシュさせる必要があると感じていましたが、今の状態には満足していますし、休養が彼にとってプラスになったと実感しています。馬体重も増え、精神的にも本当に落ち着きました」と手応えを語っている。

