僕のチャレンジ、日本縦断3500キロを応援してくれているヤマハ発動機。当初はクロスバイクタイプのYPJ-TCで行こうと思っていたが、今年3月にヤマハ発動機が新型E-Bike、WABASH RTとCROSSCORE RCの2モデルを発表。画像を見た瞬間、WABASH RTで旅したいと思った。悪路も舗装路もオールラウンドに走れるグラベルロードタイプで、ハンドルもドロップでロングツーリングに最適。まるで日本縦断するために生まれてきたようなE-Bike。急遽、車種変更となった。


サイクルモードTOKYO2022のヤマハ発動機のブースにて旅するE-Bikeと初対面
サイクルモードTOKYO2022のヤマハ発動機のブースにて旅するE-Bikeと初対面

ところが発売直後のため、実車に跨るチャンスがない。そんな時、4月2日&3日に東京ビッグサイトで日本最大のスポーツ自転車フェス「サイクルモード2022」で開催。そこで試乗ができることがわかったので早速行ってみることにした。E-Bikeに乗り始めてから自然にいることが多くなった、コロナ禍もあって、都内に来るのが、数カ月ぶり。地下鉄が懐かしい。さらに、僕にとって東京ビッグサイトといえば「モーターサイクルショー」だったので、サイクルウエアの人たちがとても新鮮に感じる。サイクルモードのお客さんは学生からシニアまでバラエティ。女性が少ないのはモーターサイクルショーと同じようだ(笑)


久しぶりに来た東京ビッグサイト。今回の目的はE-Bikeの試乗だが、他の展示も楽しみ
久しぶりに来た東京ビッグサイト。今回の目的はE-Bikeの試乗だが、他の展示も楽しみ

車両、パーツ、ウエア、ヘルメットなどを展示する、各ブースをぶらり見て回る。ロードバイクが中心だが、E-Bikeもいくつかあるよう。どちらにしても僕は生粋の旅人、どこを歩いてもアウェイ感が半端ない。ヤマハ発動機のブースを訪ねて、お世話になっている担当者さんにご挨拶。顔を合わせて話をすると、人柄がダイレクトにわかるのがいい。今後のスケジュール等打ち合わせをした後、いよいよWABASH RT試乗となる。


展示ホールは面積が広く、歩き回ると結構疲れる。歩き回った後は人混みのない静かな場所で小休憩
展示ホールは面積が広く、歩き回ると結構疲れる。歩き回った後は人混みのない静かな場所で小休憩

ヘルメットを被り、サドルに跨る。後方を確認してスタートする。見た目は太いが、走りは意外と軽い。ポジション的には所有しているロード系のYPJ-ERに近い感じがする。試乗コースは大きなホールを繋ぐように延びていて、屋外を走ったり、お客さんがいるブースの横を走ったり、まるで遊園地のアトラクションのよう。試乗コースを一周、走り始めるとあっという間だった。


試乗とは言え、屋外を走れるのはうれしい
試乗とは言え、屋外を走れるのはうれしい

正直、長い坂道もないし、距離も短いのでよくわからなかったが。フレア気味のドロップハンドルは握りやすく、乗車したままサドルの高さが変えられる「ドロッパーシートポスト」はかなり便利。ワイドになったタイヤも重く感じることはなかった。走りの感覚がわかったのは大きな収穫だった。2週間後からは本格的に借りられるので、細かいところはそれからチェックしよう。

E-Bikeの進化は早い。WABASH RTも以前のモデルに比べると、大きく変化を遂げていた。特に大きいのはバッテリーがダウンフレームに内臓されたこと。一見では電動とわからないし、見た目もスッキリした。アシストを提供するドライブユニットも最新型になり、ライディングコンデションに合わせてアシストパワーが適切化されるようになった。さらに状況を感知してアシストモードを自動で切り変わる、オートマチックアシストモードも搭載され、走りに集中できるようになった。

うれしいのはボトルゲージやキャリアなど、アクセサリーマウントが各所に増設されたこと。ロングツーリングを意識した内容になっていて、どこにどんなバッグを取り付けようか? 想像するとでワクワクしてくる。いろんなものが進化したり、使いやすくなっても、結局ペダルをこぐのは人間。体力勝負であることに変わりはない。それでも今回、実車に乗ったことで日本縦断への現実感と意欲はグンと高まった。日本縦断ガンバルゾ♪【藤原かんいち】

ヤマハ発動機のWABASH RTはロングツーリングを意識したグラベルタイプ、最新のE-Bike
ヤマハ発動機のWABASH RTはロングツーリングを意識したグラベルタイプ、最新のE-Bike