ナショナル・バスケットボール・アソシエーション(NBA)ロサンゼルス(LA)・クリッパーズの新本拠地「インテュイット・ドーム」がついに完成し、現地時間15日に正式オープンしました。こけら落としとしてブルーノ・マーズが6年ぶりとなるLA公演を行い、新アリーナオープンに華を添えました。
インテュイット・ドームは、ロサンゼルス空港からほど近いイングルウッドに位置し、ナショナルフットボールリーグ(NFL)ラムズとチャージャーズの本拠地SoFiスタジアムがすぐ近くにあります。カリフォルニア州北部のシリコンバレーを拠点とするビジネスソフトウェアの開発会社インチュイットが、5億ドルで23年間のネーミングライツ契約を結び、「インテュイット・ドーム」と命名されました。
クリッパーズは1999-2000年シーズン以来、LAダウンタウンにあるクリプト・ドットコム・アリーナ(旧ステープルズ・センター)をレイカーズと共有してきましたが、今季からは専用アリーナで試合が行われることになります。クリッパーズは、10月23日にフェニックス・サンズを迎えてインテュイット・ドームで開幕戦を行います。
20億ドルを投じたインテュイット・ドームは、1万8000人を収容でき、さまざまな最新施設が導入されています。アリーナ中央部に吊るされた巨大スコアボードのフレームは、他のアリーナの5倍近くに相当する約1エーカーという規模。また、アリーナにはゲームコートの他に練習コート2面、プロモーションコート1面、屋外広場のコート1面という5つのバスケットボールコートも含まれています。さらに、屋内プールを含む巨大なトレーニング施設や医療施設、選手用スペースに加え、レストランやチームストアを備えた一般向けの屋外広場もあります。
観客がトイレ行列に巻き込まれないよう他球場の3倍近くにトイレの数を増やしている点や、観客席がコートにより近い位置に配置され、足元のスペースが十分に確保された広々した座席なども目玉となっています。また、球場内はキャッシュレス決算を導入し、ソーラーパネルによる電力供給など環境への配慮もされているとのこと。
マーズは16日も同会場で公演を行うほか、今後もオリビア・ロドリゴやアッシャー、ビリー・ジョエルら人気アーティストの公演が目白押しです。また、2026年のNBAオールスターゲームの開催地にも選ばれており、4年後の2028ロサンゼルス・オリンピック(五輪)ではバスケットボール会場として使用されることも決まっています。
LA五輪に向けて新たな名所の誕生に、注目が集まっています。(米ロサンゼルスから千歳香奈子。ニッカンスポーツ・コム「ラララ西海岸」)




