神戸の「須磨海づり公園」で青ものの好機がやってきた! 明石の松岡さんが11日、メタルジグのキャスティングで95センチのブリをキャッチしたほか、ハマチ、メジロ、ブリが好調にあがっている。

 同公園では、いい感じでイワシの群れが回っており、海面がざわつくボイルも見られ、それを追う青ものの気配が濃厚だ。一押しのポイントは第2釣台の先端付近。

 青ものは潮上にキャストするのが鉄則。西へ流れる時は東側から、東への流れなら西側からキャストするのがベスト。松岡さんは東側の先端に入り、95グラムのジグ(ブルーピンク)を沖向きへキャストし、ショートピッチジャークで探り上げ、中層でヒットさせた。潮通しがいいので、ジグは最低でも60グラムが必要になる。

 朝夕にベイトのボイルがあれば、トップウオーターゲームも面白い。5日に70センチのメジロをキャッチした常連の片山さん(神戸市)によると「ポッパーで食わせたが、青ものが海面を割ってルアーに飛びつく瞬間がたまらないよ」と話す。

 ほかにも、流れが緩めで、イワシが掛かりやすい日には、カラバリ仕掛けがお薦め。イワシが掛かった直後に竿が満月にしなる。今年は青ものの釣れ出しが遅かったので、9月末ごろまでは十分に楽しめそう。

 問い合わせは同公園【電話】078・735・2907。