マダイが絶好調で釣れている、香川・小豆島沖へ5日、兵庫・姫路の乗合船「知々丸」(日刊銀鱗倶楽部加盟店)で出た。朝から、小磯灯台周辺に入り、チョクリ仕掛けやタイサビキで探ると入れ掛かり。ダブルやトリプルもあり、午前11時すぎまでに竿頭で30~40センチを16匹釣り上げた。今年はマダイの当たり年のようで、3日には常連の瀬尾広一郎さんが(姫路市)30~50センチを49匹も釣っている。イカナゴの新子をたっぷり捕食した、おいしいマダイを釣るなら、今ですよ。

朝イチから入れ掛かり。ポイントは小磯灯台周辺(水深40メートル前後)。仕掛けを底まで落とし、竿をゆっくり引き上げてからストーン下ろすとコツコツコツ。1投目から本命アタリをとらえた。釣れたのは35センチほどのアベレージサイズだったが、やわらかいメバル竿で3段引きをいなすやりとりはかなり面白い。上から落ちてくる擬似餌に興味津々のようで3投連続で釣れ、竿をガンガンガンとたたく鋭い締め込みに意気揚々。

底では、マダイがイカナゴの新子の群れを追い回しているようで、活性がすこぶる高い。ほかの人も次々に竿を曲げていく。中でも、目を引いたのは船尾の熊本健吾さん(明石市)。イカナゴに似せた白と黄色のサビキが大当たり。底から7メートルほど速めに引き上げては、すぐに底まで落とすことを繰り返す。「こうすると船が流れていくなかで、ポイントを無駄なく探れるんですよ」とにっこり。

その隣では、森川正志さん(姫路市)がポータブルの魚群探知機(探検丸)でマダイの群れを狙い撃ち。「いい感じの群れがきましたよ。これは食うよ」などと、陽気にアナウンスしながら2人でみるみるうちにイケスをいっぱいにしていく。記者も、その声をもらい聞きし、チャンスがきたら、ゆっくり丁寧に仕掛けをリフト&フォールして誘うと一発で針掛かり。思わず、森川さんに感謝。

タイサビキのだいご味はなんといっても、連掛け。1匹掛けたあと、竿のしなりで締め込みをいなしているとダブル、トリプルもしばしば。さすがに引き上げる途中や取り込みで逃すことも多いが、5回以上は多点掛けし、竿が満月にしなる手応えににんまり。

マダイのほかにも、船中でスズキや、ヒラメがヒットし、記者も32センチのジャンボメバルをゲット。ベイトの多さがうかがえる。結局、朝からアタリが止まることはなく、風が強く吹き出した午前11時半までに30~40センチの美形マダイを15匹キープ。竿頭は熊本さんで同型を16匹だった。うわさ通りの魚影の濃さを実感し、大満足で沖をあとにした。【近江康輔】

【問い合わせ】「知々丸」【電話】079・327・1761。小豆島沖の乗合船料金8000円。出船は午前5時半、同5時集合。

【交通】山陽電車の飾磨駅下車、徒歩15分。タクシーで約5分。車は姫路バイパス中地ICを出て、南下。陸橋を越え、最初の信号を左折。須加バス停前を右折。突き当たりを右折すると右側に知々丸の駐車場がある。