健康診断による「メタボリックシンドローム(メタボリック症候群)」では、ウエスト(腹囲)が男性85センチ、女性90センチ以上。これに血圧や空腹時血糖値が基準以上の場合に指摘される。「おなかが出てきたらヤバイ」というわけだが、一方で治療が必要な「肥満症」は「BMI125以上」に該当し、2型糖尿病などの疾患があるか、基準を超える腹囲による。なお、BMIは体重と身長から割り出される値で、体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割って出す。例として体重80キロ、身長170センチ=1・7メートルの場合は「80÷(1・7×1・7)」で計算し約「27・7」と出る。「普通体重」は18・5以上25未満、「肥満」は同じく25以上だが「5」増えるごとに「1~4(度)」に分かれる。国際的な基準では「30以上」が肥満だが、日本人は内臓脂肪がつきやすいことから低くなっている。

「減量」は3~6カ月で「いまの体重の3%」が推奨されている。例の80キロの3%は2・4キロ。BMI値「25未満」の場合は「体重(キロ)-25×身長(メートル)の2乗」。計算式「80-25×1・7×1・7」=「約7・8kg」の減量を目指す。ちなみにBMIの標準値「22」は、統計的にはもっとも糖尿病、脂質異常症、高血圧などの生活習慣病にかかりにくいとされている。ネット上には数値を入力するだけで計算してくれるサイトがある。いずれにしても太ってきたなという人はやはり要注意。「減量」は糖尿病予防の第1歩と呼ばれる理由だ。