パリ五輪バドミントン混合ダブルスで2大会連続銅メダルを獲得した愛称「ワタガシ」の渡辺勇大(27)東野有紗(28)組が、ペア解消することになった。16日、所属先のBIPROGYが発表。2連覇が懸かるジャパン・オープン(20~25日、横浜アリーナ)が2人で出場する最後の大会となる。渡辺は「ペアを組んで13年、感謝しかありません。2人だから、ここまで成長できた」とコメント。東野は「ゆうたくんとだから、ここまで来られたと思います」と感謝した。

2人は福島・富岡第一中の1学年違いで、12年にペアを結成した。21年東京五輪では、日本の混合ダブルスでは初の表彰台となる銅メダルを獲得。渡辺は男子ダブルスでも東京五輪に出場したが、その後は混合に専念し、同年から2年連続で世界選手権準優勝を収めた。パリ五輪でも銅メダルをつかみ、日本バドミントン界初となる五輪2大会連続の表彰台入り。13日には渡辺がテレビの生放送で一般女性との結婚を発表し、話題となっていた。

今後は渡辺が新しいパートナーとのペアで混合ダブルス、東野が女子ダブルスで活動予定。全日本社会人選手権(9月6~11日、鳥取)では、渡辺が女子ダブルス世界ジュニア王者の田口真彩、東野が桜本絢子とのペアでエントリーしている。渡辺は「ジャパン・オープンでは、最後まで楽しんでプレーしたい」と意気込み、東野は「私のもう一つの夢であった女子ダブルスで世界の頂点を目指したいという夢をかなえられるように、またこれからも頑張っていきたい」と決意を示した。