パリオリンピック(五輪)ボクシング女子で性別を巡る騒動に揺れる中、金メダルを獲得したイマネ・ヘリフ(25=アルジェリア)が12日、自身のインスタグラムを更新。閉会式に出席した様子などを公開した。
さまざまな年齢、国のスタッフやファンとの記念撮影に応じた動画とともに「この金メダルは皆さんのものです! この素晴らしい旅に、私とともに来てくれてありがとう。皆さんのサポートは私にとってかけがえのないものです」などと記した。
また、ストーリーズも更新。閉会式に出席し右手に国旗、左手はピースをする画像や、観客席をぐるりと撮影した動画などをアップした。
フォロワーからも「強く勇気ある女性」「単にレベルが違う。強く、上品で、優しい」「オリンピックで最高のアスリート」などとたたえる声であふれた。
▽ヘリフ性別問題
▼失格 21年東京五輪にも出場した選手だが、昨年の世界選手権で性別適格性検査をクリアできず。男性のXY性染色体を持つ選手の女子競技出場を禁じるIBAの規定違反とされた。ただ、IBAは統括団体の地位を剥奪されており、パリ五輪はIOCが競技を統括しているため出場可に。
▼問題化 今大会2回戦で相手のカリニ(イタリア)が圧倒的な力の差を感じたのか開始46秒で棄権。「鼻に強い痛みを感じ、自分の命も守らなければならなかった」などと発言した。
▼会見 準決勝前日の5日にIBAクレムレフ会長(ロシア)が会見。ヘリフと林(台湾)のテストステロン値が高いとして「男性」認定。IOCは「女性として生まれ育っている」。米トランプ前大統領らも巻き込む騒動となっていた。



