聴覚障害者のディシャ・ダガル(23=インド)が、女子ゴルフ初日を1アンダー71で回り、7位タイで優勝争いの圏内に入った。

世界ランク165位の無名で、先天性聴覚障害がある。補聴器を使用するが、人との会話は主に口に動きを見て行う。6歳の時にインド陸軍の父親に連れられ、ゴルフに入門した。

パリ五輪は出場が危うかった。インド選手団の会合に参加した後、帰りの車で交通事故に遭った。幸い、ケガはなかったが、同乗した母親は、大けがで入院した。

初日を終えたダガルは「交通事故を避けられなかったが、神様に守られてオリンピックに出場できた。ある聴覚障害者から、私を見て力になったと聞いたことがある。これからも、彼らにもっと大きな力になりたい」と話した。