元世界ランキング1位の永山竜樹(28=SBC湘南美容クリニック)が、準々決勝で敗れた。

昨年の世界王者フランシスコ・ガリゴス(29=スペイン)と対戦。寝技を耐え、しっかりと足を絡めて防いでいたが、絞め技へ移行された。公式記録では「片手締め」で敗れた。

ただ、本人は「誤審」と疑わなかった。審判からは「待て」の合図があった。ここで力を抜いたが、そのまま相手から締められ続けた結果、失神。一本負けと判定された。

やはり敗れたと思っていない永山は、両手を広げて抗議。スペインの応援団からブーイングを浴びながらも、畳を降りたら終わり。約3分間、降りずに粘ったが、判定が覆ることはなかった。銅メダルへ、台湾選手との敗者復活戦に回った。

不可解すぎる準々決勝をスペインのアス紙(電子版)は、次のように報じている。

「金メダルを狙っていた日本人は、なすすべがなかった。ガルリゴスが彼をねむらせた。日本人は正気を失い、あいさつすら拒否した」