【パリ=松本航】世界ランク9位のエース張本智和(21=智和企画)が3回戦に進んだ。同51位のノシャド・アラミヤン(イラン)を4-2(8-11、11-6、11-4、11-7、5-11、11-7)で退けた。

一進一退の攻防となる中で、失った第5ゲーム後には着替えでの一時退場で間を置くなど「最終的に『4ゲーム取ればいい』という気持ちで、焦らずにできた」と冷静に試合を進めた。

自身の試合前には世界ランク1位の王楚欽(中国)が敗れる大波乱があった。会場の空気感については「全然気にしなかったです。(トーナメントで)反対の山ですし、これが僕の山だったら、ちょっと動揺しますけれど、決勝に行かなければ関係のない話。自分は自分だと思ってプレーに入りました」と振り返った。

王は前日30日の混合ダブルス金メダル獲得後、ラケットをカメラマンに踏まれて折られる事態が発生。張本は「同じ選手として悲しかったですし、同情しても意味はないですけれど、本当にかわいそうだなと…。それしかないです。他の選手からは(多く)言えないです」とおもんばかった。