フィギュアスケート男子で66年ぶりの連覇を達成した羽生結弦(23=ANA)が所属するANAの城田憲子監督(71)が25日、羽生が次の目標に設定している前人未到のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)について「来季の成功を期待している」と語った。

 羽生は金メダルを獲得した翌日18日の会見で「モチベーションは4回転アクセルだけ」と宣言。22日には「大きくアクセル跳ぶ練習はしばらくやっていなかったので始めようかなと思う。アクセルを改造している状態」と意向を明かしていた。

 城田監督は、右足首の回復次第とした上で「羽生はアクセルが得意。より滞空時間を伸ばせれば、できる」と推測した。今回の連覇同様に「彼は有言実行。言ったことは責任を持ってやる」と信頼を寄せた。