フィギュアスケート男子で66年ぶりの連覇を達成した羽生結弦(23=ANA)ら平昌五輪の日本選手団が26日、成田空港着のチャーター機で帰国した。

 到着ロビーには選手到着前から人垣ができ、約800人が出迎えた。羽生が姿を見せると「おめでとう」「ゆづ~」など黄色い声援が飛んだ。選手が歩くコース近くのエスカレーター前には人があふれ、緊急停止ボタンが押される場面もあった。羽生やスピードスケート女子の小平奈緒(31=相沢病院)らメダリストは写真撮影をしてから、都内で行われる記者会見へ向かった。

 チャーター機を用意したANAの広報担当者は「ある程度予想はしていたが、想定以上の人数。リオ五輪選手団の帰国時と同じくらい。ここ数年では間違いなく最大の人数」と話した。