侍ジャパン稲葉監督がラストサムライを求め、考え抜く。1日、ソフトバンク-西武戦を視察。
左足首故障から6月29日に2度目の3軍戦登板を果たしたソフトバンク千賀について工藤監督から情報収集した。「今のところ(登板後の反動があったと)そういう報告もないと、順調にここまでは来ていると言っていました」と復調を報告された。
だがさらなる不安材料も出てきた。内定している巨人菅野が18日ぶりの復帰登板で3回途中4失点でKO。「我々は選ばせていただいたので選手を信じるしかない。実績も当然あるし、状態が上がるのを待ちたいし、上がると信じています」と初戦まで約1カ月間の復調に期待するしかない。
代表メンバーに内定していた中川が故障で辞退し、1枠が空いている。本来はエース格の千賀、代表で実績のあるDeNA今永、救援なら楽天松井らが候補。だが単純に選考はできない。先発候補だった菅野が本調子に戻らなければ、長いイニングを投げることが計算しづらい。「本当に中継ぎの専門職を入れるのがいいのか、第2先発的な選手を入れたらいいのか。負けたら連戦が続くとか、特殊なトーナメント。最後の最後まで考え抜いていきたい」。今月初旬にはJOCの正式承認を受けるため、数日以内の決断に頭を悩ます。【広重竜太郎】


