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4年ぶり京王閣決戦に精鋭が集結
競輪界のG1最高峰レース「日本選手権(ダービー)」が5月4〜9日の6日間、4年ぶりに京王閣競輪場で開催される。G1最高の賞金6956万円を巡る熱いバトル。松浦悠士(30=広島)郡司浩平(30=神奈川)平原康多(38=埼玉)らSS戦士に、地元の鈴木竜士(27=東京)をはじめ、輪界最多162人の精鋭が集結。6日にはガールズコレクションも行われ、まさに日本最強を決める戦いになる。
松浦悠士が輪界最強を証明するぞ
優勝争いの中心は松浦悠士だ。年頭から「ダービーを目標にしている」と公言。昨年8月のオールスター決勝では、脇本雄太と約半周の壮絶なデッドヒートを制した。ナショナルチーム不在のダービーも勝って、輪界最強を証明する。
タッグを組む清水裕友も、昨年後半の不振から完全に脱却。3月ウィナーズCを制して、本来の力強さが戻ってきた。松浦とのマッチレースも期待できそうだ。
平原康多は「ダービーを取りたい」と言い続けてきた。前走の西武園G3は無念の準決敗退となったが、後輩に前を託した結果。今年序盤に見せた迫力ある自力戦でV奪取に挑戦。東京に移籍した鈴木竜士とともに、中国勢に立ち向かう。
全日本選抜を制してGP切符を手にした郡司浩平には、昨年競輪祭からのG1・3連続Vがかかる。昨年GP覇者の和田健太郎とともに、南関ラインの結束力で頂点の座を狙う。
北日本勢は新SSとなった守沢太志と佐藤慎太郎に加え、グランドスラムに挑む山崎芳仁に、ダッシュ強烈な渡辺一成ら経験豊富な面々。
一方、中部は浅井康太の奮闘が鍵になる。近畿は古性優作がペダリング改造により躍進中だ。九州勢は山崎賢人と、再ブレークしている北津留翼の大型大砲が虎視眈々(たんたん)と一発を狙っている。
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