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注目選手
大会初制覇へ多彩に鋭く攻める
- 松浦悠士(30=広島)
- 先行、まくり、好位をさばいての差しと、いずれも超一流の鋭さ。しなやかで力みのないフォームは、地区を超えてS級上位選手から憧れや理想とされている。盟友・清水裕友との連係プレーは威力十分。完全無欠のオールラウンダーが、大会初制覇を目指す。
ウィナーズC優勝で弾みつけた
- 清水裕友(26=山口)
- G1最高峰レースへリズムを上げてきた。力感を欠いた昨年秋や冬は遠い過去のよう。調整法から乗車フォーム、フレームを見直し、その成果は3月G2ウィナーズC優勝で確認した。力強く、そして俊敏にタテへヨコへ動き、敵の包囲網を切り裂いていく。
集大成を見せたい関東のエース
- 平原康多(38=埼玉)
- 自力勝負にさばき。あらゆるポジションで関東を束ね、その集大成を見せる時だ。東京五輪代表の脇本雄太をモデルにスピード強化に取り組み、レースでは吉田拓矢らホープに勝負のコツを授けながらガードした。舞台は準地元の京王閣。関東のエースは負けない。
3連続G1制覇へ大胆に強気に
- 郡司浩平(30=神奈川)
- 南関のエースがさらにたくましくなった。昨年競輪祭、今年の全日本選抜とG1を立て続けに制した。ダッシュとスピードに磨きをかけ、勝負どころの判断力もさえる。既にGP出場を決めたアドバンテージもあり、大胆に強気に、かつ余裕たっぷりに攻めていく。
遅咲きの花が再び衝撃を起こす
- 和田健太郎(39=千葉)
- GP初出場制覇の衝撃から4カ月が過ぎた。常に白いジャージーをまとううちに、主役として信頼度も増している。苦手にしたS取りが板につき、目標の機動型にもチャンスが膨らむと評判だ。苦節うんぬんの言葉が似合う、遅咲きのガッツマンがまた衝撃を起こす。
ビッグ初Vへ自慢の鋭脚発揮だ
- 守沢太志(35=秋田)
- 赤いパンツをはくからには、ビッグ初制覇を渇望する。その資質は既に備えた。ナショナルチームを手本に肉体改造を進め、乗車フォームを見直した。ハイスピードの攻防でも軽快にさばいて伸びる。北日本の機動型から信望を集める好漢が、主役に躍り出る。
近況は不安定…本領発揮なるか
- 佐藤慎太郎(44=福島)
- 一昨年のGPを制した追い込み日本一は抜かりない。少しの異変もレベルアップにつなげる。2月G1全日本選抜から4場所続けて決勝進出を逃すなど安定感を欠く近況に、開催前の調整が大事と悟った。近況の成績は参考外。本領発揮へ力が入る。
地元G1も見据えて上昇ムード
- 古性優作(30=大阪)
- 上昇一途の近況はうれしい誤算だろう。3月松阪G2で決勝2着、そして直前の4月広島で優勝。6月地元岸和田G1での活躍を思い描いていたファイターが、早くもノリノリだ。スピードと自在性は、賞金ランク10位で終えた昨年を上回る。初の戴冠へ集中力を増す。
勢いを増してG1初制覇は目前
- 諸橋愛(43=新潟)
- 地の利も味方に存在感が増す。関東で屈指のさばきと伸びを武器に、ゴール前争いを熱くする。昨年秋から群馬や山梨への出稽古を増やし、地足を鍛え、若手とのコミニュケーションも増やした。さらに4月四日市G3を制して勢いも十分。G1初制覇は夢でない。
九州王国の再興を目指して奮闘
- 山田英明(38=佐賀)
- 中野浩一氏らが築いた九州王国の再興へ奮闘が続く。レースの序盤で別線を揺さぶり、好位を確保すれば間髪入れずにまくり発進。後方からのカマシも勝負手にする。先輩や後輩を問わず、九州から信望を集めるオールラウンダー。ビッグ初制覇へ総力を結集する。
※名前横は年齢、登録 (4月26日現在)
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