予選4Rは小岩哲也(31=大分)が期待通りに機動力の違いを見せつけて逃げ切り快勝。ラインで上位独占した。

 初日は春一番の強風が吹き荒れて先行型には厳しいコンディション。その中を打鐘3角からスパートして力強く押し切った。

 「最終ホームの4角で風がグッと来たけどスピードに乗れてたから行けましたね。最後は中野(功史)さんに抜かれたと思ったんですが、ハンドルを投げてて良かったです」と笑顔。

 S級復帰を目指して頑張っているが、競走得点は90点前後で上下する状況が続いている。

 「最近は近くの山で登坂トレーニングも始めたんですよ。その成果が出てくればと思ってます」。

 2日目もまだ強めの風が残りそうだが、重いバンクなら小岩の強地足が再びモノをいうはずだ。