三浦貴大(20=岐阜)が天野純平との同期対決を制した。

準決5Rは、天野が先手を取ると、三浦は国井裕樹と中団争い。外並走でも屈せず、バックで天野をまくって押し切った。

「父(靖)から競りになったときの対処法などは教わっていた。あれぐらいのスローペースなら恐怖心もありません」。

積極性で上回る相手には、戦術の幅で対応する。ライバルに負けたくない気持ちが新境地を切り開いた。