準決7Rの丸山直樹(36=埼玉)は、鈴木玄人のカマシ先行に食らい付き、直線で差し切った。「行ってくれと思ったところで行ってくれた。完璧なタイミングでしたね」と、鈴木を絶賛した。

今年は、宿口陽一のG1タイトル獲得で埼玉全体が盛り上がった。「乗り遅れたくないという思いで必死でした」。半年前までけがの後遺症に悩み、競走得点は85点台をさまよっていたが、「埼玉の波」に乗って完全復調した。

決勝8Rも再び鈴木の先行に乗って、17年7月宇都宮以来の優勝を目指す。