初のSG6日制開催優勝戦は鈴木圭一郎(27=浜松)がトップスタートから逃げて押し切り、17、21年に続き大会連覇で3度目の制覇。SGは11度目の優勝を飾り、暮れのスーパースター王座決定戦トライアル出場権を獲得した。2着は丹村飛竜、3着に1番人気の加賀谷建明が入った。
鈴木圭一郎がトップスタートで10周回をそのまま押し切り、丹村飛竜、加賀谷建明といった湿走路巧者を抑えて連覇を飾った。「自分らしいオールスターだったなと思います」。そう話した原動力は、飽くなき整備への探求心だった。
前節、浜松開催を完全V。競走車の動き上々で乗り込んだはずの初日が6着。4日目も4着。別人? と思うくらい動きが悪かった。そこからクランク、ケース、ヘッド、クラッチ…ありとあらゆる部品を交換し、ようやく5日目準決勝戦で戦える動きを引き出した。
「晴れでいいエンジン音でした。雨でいい感じの音でも勝てないから、晴れでいい音でいいやって」。あとはエンジンを信じて優勝戦のタイヤ探しに集中。そのタイヤも「いいのが見つかったので、それで行った」のがはまった。「スタートは自分を信じて、うまく決まった」。
開催前に「6日制SGは整備の試行錯誤が多くできる点で自分にはプラス材料」と話した通り、見事に結果で証明した。次回SGの8月伊勢崎「オートGP」も今年から6日制SGだ。
グランドスラムのかかる大一番となるが、まずは次の浜松G1ゴールデンレース(11日初日)。地元凱旋(がいせん)開催でさらに強さを発揮する。【木村重成】
◆鈴木圭一郎(すずき・けいいちろう)1994年(平6)11月30日、東京都生まれ。浜松所属32期生。全国ランクS級2位。SG優勝は全日本選抜4度、日本選手権3度、オールスター3度、SS王座決定戦1度。通算優勝57度。1着631度。趣味は魚釣り、車。160センチ、51キロ。血液型A。

























