「すぐそこにいた人が突然、いなくなる。受け入れがたいですよ」。そう話したのは藤原憲征(47=新潟)だ。先日の奈良記念で落車し、急逝した諸橋愛さんは同県の二つ上の先輩。「もちろん自分が前では走ったこともありますし、今年6月の弥彦では諸橋さんが落車させた選手に自分が乗り上げて転倒。いま考えれば、いい思い出ですね」と寂しそうに笑った。
諸橋さんと同様、藤原も競輪を愛してやまないファイター。「自分は走れるだけでも幸せ。調子? 練習しなかったらクビになるし、頑張っていますよ」。先輩の分も、競輪を味わい尽くすつもりだ。





















