準決11Rは、村上博幸(43=京都)が貫禄の立ち回りで厳しさと優しさの両面を見せた。

目標の稲毛健太が佐々木悠葵との中団並走に敗れると、小林圭介を弾いて佐々木にスイッチ。一度は見切った稲毛が、息を吹き返してまくってくると、今度は稲毛を阻まないコース取りでワンツー決着に導いた。「佐々木のラインにあのまま行かれたら、自分は4着まであると思った。33(バンク)は油断できないし、自分も常に頭を狙って走っているので」。

村上に初めてマークした佐藤慎太郎は、「すごかった。踏むタイミング、当たるタイミング、全てが勉強になりました」と最大級の賛辞を贈っていた。