阿部将大(27=大分)が歓喜の差し切りで、22年3月の当地以来2度目のG3優勝を決めた。2着には清水裕友、3着には坂井洋が入った。

レースは犬伏湧也-清水が前受け。3番手に阿部-大坪功一、中団に新山響平-佐藤慎太郎-永沢剛、後方に単騎の深谷知広と坂井で周回を重ねた。

犬伏が突っ張ると他のラインはなすすべがなかった。番手からまくり上げた清水と阿部でマッチレースになり、ゴール前は阿部が1/4輪差でとらえた。

「スタートでいい位置が取れた。犬伏さんが行く気満々だったので、清水さんとのゴール前勝負だと思った。ぎりぎりで差せて思わずガッツポーズが出た。高知バンクは相性が良くて第2の地元です」とファンの声援に応えた。

今月末にはいわき平G1日本選手権が控える。「そこに向けてしっかり調整する」と大一番での活躍を誓った。【山田敏明】