若井友和(52=川口)が準決勝戦10Rの大混戦を制して2節前の川口普通開催、前節の川口G1キューポラ杯に続き3節連続の優出を決めた。

「昭和のレース、しちゃったよ~。いやあ、レースとしては厳しかった…」

ロッカーに戻ってきての第一声だった。レースは逃げ粘って2着とした牛沢和彦が、びっしり内を締めて走り混戦に。後続はなかなか牛沢をさばけず渋滞となった。いにしえの、内を締めて後続を翻弄(ほんろう)する走りが主流だった昭和時代の懐かしきオートレースを思い出させる戦いを、5周回3~4コーナーで何とか抜け出した若井が、勝利を手にした。

「ここのところ動きは安定しているけど、さすがにいっぱいだね。欲を言えば、もう少し余裕は欲しい。軽い症状も出ているから、ピストンとかピストンリングといった消耗品を点検して」。その度合いによっては交換も考えつつ調整していく。

今年6月の伊勢崎G2稲妻賞で優勝した。それ以来となるVに向けて、また鋭いさばきを披露したいところだ。