四国ホープで、前期から3点ほど競走得点を下げた真鍋智寛(27=愛媛)がスランプ脱出へ懸命だ。今節は富山G2共同通信社杯と同日程とあって、不在のビッグネームに代わり、7月静岡以来の特選シードを得た。「特選回りは大きい。特選でしっかり力を出し切り、そこで課題を探りたい。そして準決やその後へ弾みを」。久々にV戦線を盛り上げようと、テンションを上げている。
この夏はリズムを乱した。7月静岡の落車で左肋骨(ろっこつ)を骨折。8月にはぎっくり腰に見舞われた。それでも前節奈良G3で確定板に2度載ったように、わずかに復調モードに転じた。
もどかしく、悔しい思いも原動力に変えたい。地元松山のG1オールスターでは、決勝の先頭誘導員を務めている。「誘導員をさせていただいたが、大声援で審判からペースとかの指令が聞きづらく、それに失敗できない緊張感や恐怖感が…」。本来なら松本貴治ら他の愛媛S級1班と同じく、大声援を受けながら戦うつもりだった。「とにかく点数を上げないと」。切迫感もバネにする。まずは特選で逃げて気合のほどを示す。





















