U-16(16歳以下)日本代表がUAEを1-0で破り、2大会ぶりのU-17W杯出場切符を獲得した。
前半31分、相手GKのキャッチミスを逃さず、こぼれ球をDF瀬古歩夢(16=C大阪U-18)が先制ゴール。結局これが決勝点となりU-17W杯出場権獲得の条件となる4強以上を確定させた。
試合後、汗だくの森山佳郎監督(48)は第1ハードルをクリアし安堵(あんど)の様子だった。
「予選が余裕の展開だったので苦しい苦しいゲームでしたけど、選手が全く集中を切らすことなく、1-0でしたけどしっかりとした完勝だったと思います。お疲れさんですけど、まだまだ優勝という宿題が残ってるんで今日1日ゆっくりして優勝を目指し、アジアの王者としてW杯にいきたい」。
次戦は29日、決勝進出をかけウズベキスタン-イラクの勝者と対戦する。「グラウンドも荒れているしかなり厳しい戦いになると思いますけど、しっかり準備して絶対に勝ちたい」。森山監督率いる日本がアジアの頂点を目指す。