U－23アジア杯を優勝しパリ五輪切符を獲得した柏FW細谷真大（22）とDF関根大輝（21）が8日、柏市の柏第三小学校を訪問し、約1000人の全校生徒と交流した。

トークのほか、関根がリフティングを披露すると児童たちは大喜び。クラブとして、柏市の小学生に全選手紹介と今季のリーグ戦の日程が書かれた紙製の下敷きを約2万3000枚配布予定で、2人は同小学校の生徒にも手渡した。

U－23アジア杯では日本の優勝に貢献。児童からの質問コーナーで「一番のライバルチームは？」と問われると、関根は「僕は静岡出身なので、自分としては清水エスパルス。レイソルのライバルとしたら（同じ千葉の）ジェフ」と答えた。

また高学年の児童からは「失敗して一番悔しかったことは？」と問われた。細谷は「天皇杯の決勝で自分が決定機を外したこと」とし「直後は落ち込みましたが引きずることなく出来て。1日だけ落ち込んで、次から切り替えてやったことで結果につながっている」と児童に自身の経験をまじえ、切り替えの重要性を訴えた。

また、関根はウズベキスタンとの決勝戦で1－0の勝利目前でペナルティーエリアでハンドの反則を取られたことを挙げ「（PKを）与えた直後は落ち込みましたが、GKが止めてくれた。その後は切り替えてできた。引きずらずに切り替えることが大事」と話した。